2022-10-11

星名先生について 出会いから感じた事

  星名先生に初めてお会いしたのは同志社大学の2年生の時の春の練習の時です。日時ははっきり覚えていないのですが、5月の連休明けの頃だったと思います。

 
 自分にとっては、天動説の時代に地動説を説かれたような気持ちだったので、強烈な印象として残っています。
 
 その時から1ヶ月余り、ほとんど毎日ようにグランドに現れて、私の後ろに立って見ておられたり、グランドの横から見ておられたので、毎日指導を受けていたと思い込んでいたのですが、直接話をしたのは最初の時と、中部自衛隊の試合の後、ノーボールタックルを繰り返され、レフリーをやってくれた後輩と話をしていた時です。

「レフリーが理解するのに、もう少し時間がかかるかもな、誰も見たことのないプレーだからな。しかし、将来日本のラグビーは必ず、こうなる。足の遅い日本の選手が足の早い外国人選手を振り切るには浅いアタックラインで突破する以外はない」と言って、笑って話された時の、2回だけでした。
 この時の話はコチラからからご覧になれます。

ボールを受ける前にタックルしにくる選手に、こちらから近づいていき、相手が立ち止まった瞬間にスピードをあげてかわす、主体的な思考の凄さは感じ取り、スクラムからだけではなく、ラックからでも、フォローでボールをもらう時でも応用できるのではと、イメージトレーニングを重ねました。

 そのため、どんな場面でも、ボールを受けた瞬間にタックルをされると言う事はほとんどなくなりました。

 でも私が星名先生と直接話をしたのは生涯で4回だけです。

 先に書いた2回と4年生の卒業まじか、岡先生から星名先生にキャプテンの石塚と二人で京都のグランドの近くの三宅八幡にある星名先生のご自宅に、お礼の挨拶に行くように言われ、お邪魔した時と、卒業後、毎日放送でイングランドと世界選抜の試合の日本で放送する手伝いをお願いしに、軽井沢の別荘に京大のラグビーの人と一緒に行って、挨拶をした時の4回だけです。この時の話はコチラからご覧になれます。

 岡先生の「教わり教え教えられ」を読み、「1960年代に、このような理論を考え出されて、それを実践していたことを後世に残せるのはお前しかいないのでは」と、岡先生がメッセージを残されたのだと思い、ブログや電子出版やYouTubeを始めました。

 まずはブログに記事を書きました。でもブログは日記的な意味合いが強く、カテゴリーなど分類はしているのですが体系的に説明するにはあまり便利ではありません。体系的に説明するには本の方が便利です。しかしタイミングなど微妙な表現は動画に勝るものはありません。
 と言うことで、ブログと電子本とYouTubeをリンクさせながら、相乗効果を出すように考えました。
スクラムからフォローまでの応用
 Amazonでの出版とYouTubeの開設は初めてのことで戸惑うことばかりでした。でも少しづつ慣れてきたので、色々作り直して、分かりやすいものにしていこうと思っています。
  星名理論の応用はコチラからご覧になれます。

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