戦略の順序と時間配分
岡先生は「FW(フォワード)戦に負けらたラグビーは勝てない」と言うほど、特にスクラムを重視しておられました。そして考え出されたのがAアタックです。
Aアタックの考え方
スクラムサイドの攻撃とキック。マイボールのスクラムは10人で組む。10人対8人の闘いの場面の時間を長くする。例えば、スクラムでボールはすぐ出さずにスクラムを押し続ける。
基本的に外へ展開しない(外へ回せばトライになる可能性が高い場合でも内に持っていき、再度FW戦に)。FWはバックスにボールを回しても、FWの周辺に走って来る事が分かっているので無駄に走る必要ばない。
Bアタックの考え方
Aアタックの結果、相手のFWが外へ展開しないようになったら、スクラムは8人に戻し、今度はキックをやめて積極的にバックスに回し、外へ展開する。
Cアタックの考え方
通常のバランスのとれたアタック
標準的な時間配分、
前半 Aアタック20分、Bアタック10分、Aアタック 10分
後半 Aアタック15分 Cアタック25分
日大戦の試合経過
相手FWの疲労度と得点経過を見ながら時間配分を変更。大学選手権の日大戦では得点では後半10分ぐらいまで相手にリードされていたし、前半の長めのAアタックで日大のFWが動きが鈍くなったと感じたので、早めにCアタックに切り替え、逆転した。
0 件のコメント:
コメントを投稿