2023-08-31

星名理論のラックへの応用

  星名先生から教えていただいたのはスクラムの時の極端に浅いアタックラインだけでした。

 ラインアウトからは20メートルほど距離が離れて対峙しているので、ボールを受ける前に想定されているタックルラインに入ることは難しく、色々考えたのですが、実践は難しいと思いました。

 スクラムからの場合、スタンドオフのパスにタイミングが重要になるので、スタンドオフの走るスピードとコースに合わせる必要があり、練習でタイミングは調整するものの、実際の試合になると、少しタイミングがずれることもあります。 幸い、スタンドオフの中川さんは同志社高校で一緒にプレイしたので、動きや癖は全てわかっていたのでほぼ予測通りにパスをもらうことができました。

 でも、ラックの場合はスクラムの5メートルルールがなく、ラックの最後尾からスタートできるので、星名理論の実践は可能だと考えました。加えて、ラックからの場合はハーフから直接パスをもらうので、成功率はラックの時の方がはるかに高いと感じました。

星名 ラック アニメ
 特にスクラムハーフの伊藤は同志社高校の同期で一緒にプレーをしていたので、彼の癖やパスの能力などは全てわかっていたし、伊藤も私の走るコースなども熟知していたので、この時の私の走るコースは予見できて、どこへパスをすれば良いかわかっていたので、ラックから突破してトライを取るケースはたくさんありました。
明大戦 記事のみ
 4年生の時の明治大学との試合では、写真の記事の右下の欄に書いてあるように、ラックから突破すると、そのまま真っ直ぐ直線的に走ってトライする時もありました。
4年明治戦 写真
 この試合の数日前に練習試合で左手の指4本を突き指で全く指が動かなかったので、タックルも普通にできないのでヘッドキャップを被り、左手を絆創膏で指が動かないように固定したので、パスがうまくできないので、突破してそのままトライを目指して走るしかなかったので、結果として6トライしてしまいました。

0 件のコメント:

コメントを投稿