星名先生から教えていただいたのはスクラムの時の極端に浅いアタックラインだけでした。
ラインアウトからは20メートルほど距離が離れて対峙しているので、ボールを受ける前に想定されているタックルラインに入ることは難しく、色々考えたのですが、実践は難しいと思いました。
スクラムからの場合、スタンドオフのパスにタイミングが重要になるので、スタンドオフの走るスピードとコースに合わせる必要があり、練習でタイミングは調整するものの、実際の試合になると、少しタイミングがずれることもあります。 幸い、スタンドオフの中川さんは同志社高校で一緒にプレイしたので、動きや癖は全てわかっていたのでほぼ予測通りにパスをもらうことができました。
でも、ラックの場合はスクラムの5メートルルールがなく、ラックの最後尾からスタートできるので、星名理論の実践は可能だと考えました。加えて、ラックからの場合はハーフから直接パスをもらうので、成功率はラックの時の方がはるかに高いと感じました。
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