ラグビーにおける主体的思考とは 8 正の連鎖と相乗効果を起こす為に 4
ラグビーは本質的には地域を取り合うスポーツで、制約が少なく自由で変化が常態です。双方15人、合計30人の選手が入り乱れて走り回るラグビーは、チャンスが一瞬にしてピンチに変わり、柔軟な対応が必須となります。
戦略的にはまず、自軍の選手15人が前(敵陣に向かって)に向かって走る場面をどのようにして主体的に作り出すかが重要になります。
ディフェンスだと主体的思考になりやすく、アタックでは相手の出方に合わせる受動的思考になりがちです。 ディフェンスで飛び出して、相手陣の深い所で倒したとしても、アタックで自軍の深いところで倒されると、これでは五分五分で正の連鎖と相乗効果を起こすことはできません。
アタックでも浅いアタックラインで、主体的思考によりどのようにしてフォワードを前に走らせる場面を作り出していくのか、考えなければなりません。まず、深いアタックラインを考えた時点でもう受動的思考です。
極端に浅いアタックラインを採用すれば、相手にタックルされたとしても味方のフォワードは大きく後ろに走る必要はありません。
星名理論の概念図を動かしてみました。くわいい説明はこちらから
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