星名先生のことをもっと知りたくて、色々探していたのですが、最も重要な情報をいただいたのは京大ラグビ−100周年の記念事業からでした。
京大ラグビーが今年100周年の記念の年であることを知ったのは今年の7月の下旬です。それから毎日のように100周年誌デジタルコンテンツにアクセスし、約100ほどあるデジタルコンテンツのほとんどを見せていただきました。
星名先生が京都大学を指導されていたのは1960年(昭和35年)から1972年までの12年間のようです。もっとも参考になったのは星名ラグビーの1期生とも言える和田文男さんのインタビュー動画でした。
インタビュー(2)星名監督のエピソードはコチラから
写真は京大ラグビー部100周年記念サイトからです。
和田さんは次のように書かれています。
この時にはスイングパスに重点が置かれ、アタックラインの浅さにはあまり重点が置かれていないようでした。アウトサイドセンター(2番目のセンター)で突破するような考え方のようでした。
スイングパスの威力 「71年(昭和46年)のシーズンを振り返る」では「スイングパスに加え、浅いアタックライン、横へ伸びる、すれ違いに抜く」と言う言葉が使われています。京大では主にアウトサイドセンターで突破するように考えられていたようです。コチラからご覧になれます。
私が初めて星名先生にお会いしたのが昭和40年(1965年)年で最初にスイングパスを全員に教えた後、極端に浅いアタックラインを教えてくれました。
最初に和田さんに教えた時からさらに進歩して、極端に浅いアタックラインで更にボールを持つ前に想定されるタックルラインに走り込むようにすることを考え出されたようです。
私の時にはコンビを組んだ左センターの石塚が横へ走るのが苦手で、私が横へ走るのが得意だったので、私をインサイドセンターに固定し、インサイドセンターで突破するように変更されたみたいです。
星名先生が重視したのはスタンドオフのパスのタイミングで、スイングパスはスタンドオフが相手の内側に入り、スイングすることで少しパスのタイミングをずらせ、私が横に大きく走る時間を稼ぐように指導されていました。
星名先生の理論についてはアニメや動画で説明していますので、コチラからからご覧ください。
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